長期化する引きこもり…ご家族が抱える「このままでいいのか」という不安
みなさんこんにちはスタッフの根本です。
お子様の引きこもり期間が長くなるにつれ、「本当にこの先、社会に出られるのだろうか」「将来どうなってしまうのだろう」と、親御様の不安は大きくなるばかりでしょう。
特に、10代後半から20代前半のお子様の場合、同級生たちが進学や就職をしていく中で、取り残されているように感じ、焦りや無力感を抱くかもしれません。
しかし、ご安心ください。引きこもりの期間が長期化していても、未来への道筋をつけることは可能です。大切なのは、「小さな一歩」から始めることです。
なぜ引きこもりは「長期化」してしまうのか?
引きこもりが長期化してしまう背景には、いくつかの要因が絡み合っています。
- 社会との接続点がない: 学校や仕事という社会との接点がなくなることで、生活リズムが乱れ、「外に出る理由」そのものが失われてしまいます。
- 自己肯定感の低下: 「自分はダメだ」という気持ちが強くなり、挑戦することへの恐れ(失敗不安)が大きくなります。
- 学歴やキャリアへの不安と諦め: 特に高校を中退・不登校で卒業できていない場合、「高卒資格がないから就職できない」という根本的な不安が、将来への意欲を大きく削いでしまいます。そして、不安はいつしか諦めへと変わっていきます。
長期化を防ぐための「最初の一歩」:高卒支援会が提案する安心のステップ
高卒支援会では、長期化の根源にある「将来への不安」を解消するため、まず「高卒資格の取得」を目標に設定することをおすすめしています。
しかし、先ほど述べたように不安から諦めに変わっているケースもありますので、その場合はまずは社会との繋がりから重視してサポートをスタートします。
ご自宅に訪問しお子様とコミュニケーションを取るところからスタートしていきます。
自信を取り戻す「高卒資格」の取得
引きこもり期間が長期化している方にとって、成功体験は非常に重要です。
高卒支援会では、提携する通信制高校サポート校を通じ、高卒資格の取得を具体的な目標とします。
社会参加への「橋渡し」
資格取得後も、サポートは終わりません。お子様が再び引きこもりに戻らないよう、「次のアクション」を共に考え、実行に移します。
- 進路相談: 大学、専門学校、就職など、資格を活かした次のステップを具体的に計画します。
- 就労体験・インターンシップ: 職業体験を通じて、社会に慣れるための練習を段階的に行います。
高卒支援会からのメッセージ
引きこもりの長期化は、ご家族の責任ではありません。
「何年も経ってしまったから手遅れだ」と諦めず、「もう一度、自律のチャンスを作りたい」と願う親御様の気持ちを、高卒支援会は全力でサポートいたします。
まずは、不安を一人で抱え込まず、私たちにご相談ください。
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